One-Netbook新製品発表会2020.12を開催いたしました

4回目となるOne-Netbook社新製品発表会を開催いたしました。

今回の新製品発表会の目玉は「OneGx1Pro」です。は、昨年の11月に開催した新製品発表会の時にはすでにインテル社の次世代CPUであるコードネーム「TigerLake」を搭載したモバイルゲーミングPCを開発しているという話題がありましたので、1年以上の開発期間を経て、ついに出荷までこぎつけたと新製品になります。

今年はコロナ禍の1年でした。2月初旬に中国が突然のロックダウン。ようやく少しづつ解除されたと思ってきた4月中旬に、今度は日本がロックダウンを実施。そこから中国との情報のやりとりはすべてZOOMなどのオンライン会議のみになりました。

その間、One-Netbook社は歩みを止めませんでした。2020年の新製品開発にあたって自社開発のマザーボードはもちろんのこと、シャーシ、キーボード、CPUファンなどのサプライヤーを改めて選別し、Razer社やApple社などプレミアムPCを作っているメーカーと同じ工場からの調達に切り替えました。

これにより生まれたのがOneGx1シリーズ及びOne-Netbook A1になります。テックワンとしては当初から「日本におけるUMPC市場の復権」を目標にしていましたので、One-Netbook社の製品開発に合わせて、日本語配列キーボードを提供していくことをコミットしてまいりましたミニPCはキーピッチを確保するのをある程度優先するためキーの数に制限があるため、One-Netbook A1に関してはよく使うキーを優先して配置するように日本語キーボードを開発いたしました。

日本語キーボードの開発にあたってはユーザー様の意見も多数頂戴することができ、まさに一緒に日本でのUMPC市場の盛り上げの一端を担えたのではないかと思っております。

今回は、そんな開発背景とともに新製品を発表させていただきました。目玉はもちろんOneGx1 Proです。「TigerLakeってどうなのよ?」っていうのが一般的な感想だと思いますし、私もそう思ってました笑 しかし、実機をプレイしてみて本当にびっくりいたしました。これまで内蔵グラフィックでは難しかった「ファイナルファンタジー14ベンチマーク」ではFHD設定でのスコアが8500以上の「快適動作」をマーク。またeSportsタイトルである「ストリートファイター5」はFPS60以上で安定動作。またPS4で広く楽しまれている「Fortnite」や「モンスターハンターオンライン」に関しては、PS4よりも快適・きれいなグラフィックを実現しています。

もうこうなってしまうとついついゲームをするのがやめられないという状態になってしまうのがたまに傷です笑 それでつけたのが「その冒険の続きをいつでもどこでも」というキャッチコピーです。

7インチとしては使いやすい(自画自賛)の日本語キーボードを搭載したUMPCでありながらさっとゲームパッドを付ければゲーム機に早変わり。このオンとオフの境目のなさが今回のOneGx1シリーズの最大の目玉です。

もちろんこのゲーミング性能は単にTigerLakeを搭載したからではありません、ゲームを実行するために、この小さなマザーボードに内蔵グラフィックでは非常に重要な役割になるメインメモリーをLP DDR4-4266Ghzに変更したり、全体を20Wで稼働させるなど、One-Netbook社がゲームを快適にするチューニングを施しているからにほかなりません。

ゲームパッドも専用の2.4Ghzで接続ですので、電源を付ければ何も設定は必要がございません。そのシームレスさというのが売りになります。お値段はCore i7を搭載しているので少し高くなりますが、よくよくスペックを見ていただければこれが決して高くない金額であるということは理解いただけるのではないかと思います。 ※省電力版が通常版より安いというのは誤解でして、CPUの提供価格も通常電力版より7%高いとのことでした。

さて長くなりましたが本日の様子は会場にお越しいただきましたメディアの皆様に詳細なレポートを上げていただいております。ぜひこちらをご参照ください。

PCゲームがサクサク動く超小型PC大本命!「OneGx1 Pro」2021年1月31日国内発売(すまほん!)